風間 穂

「なぜ君はヒトを傷つけることしかできないんだ! こんなの間違っている」


概要

『Wind story』の主人公。素直で心優しい少年。
ソルトニア王国の大祭で起こった事件を機に、皇太子リールと協力して世界中で起こる奇妙な現象の調査へ赴くことになる。


詳細

泣き虫で且つ困ったことがあればなんでも朝日に頼りがちである。
個性が強い仲間のツッコミ役。

中性的な容姿と女性と思わせるような仕草からよく女性と見間違われることがある。
本人はそのことに対して強いコンプレックスを抱いている。

ソルトニア王国の第一王子。
しかし王宮内に引きこもっていた時期が長く、周囲からはあまり穂のことを王子として認識されていない。
ソルトニア王の子孫としての身体的な特徴は色濃く出ている方ではあるが、肝心な『ソルトニアの証』が服装で隠れているのでより王族として見られていない。


中性的な容姿と、女性のような仕草が多く、他者からよく性別を間違えられる。
本人は容姿に対して強いコンプレックスを抱いている。

戦闘は体術を望み、刃物を触れることに対して嫌悪感を抱く。

立場としてはソルトニア王国の王位継承権第一位。
しかし、他者から見て王族としての風格を感じられることは無く、容姿に対するコンプレックスにさらに拍車がかかっている。


剣の天才

アーベルの世界の中でも指折りの剣豪。
しかし、10歳の誘拐事件を機に剣を持つことに対して恐怖と不安を抱くようになる。

誘拐事件で起こったこと

リヴァースの一味と見られる者に劇薬を飲まされ、殺されかける。
しかし、意識を失いかけているところで穂の【王族の証】に異常反応が起こり、無意識の中、懐刀一本でリヴァースの潜伏場所を壊滅までに追いやる。
その時に、敵だけでは無く、同じく誘拐された子供も虐殺する。更には、穂を救うために緊急出動した民営部隊【里見】の一部隊も崩壊させる。
部隊長であった穂の師、白銀をその時に自らの手で殺めたところで意識を取り戻す。自分を良くしてくれた里見の人たちや、助けることができたであろう子供たちの姿を見て、発狂。
約3年もの間、自身を恐れ、他者を恐れるようになる。

戦闘クラスの変更

アーベルの7秘宝の一つ、風魔刀ふうまとう村雨むらさめ】を手にしてから、戦闘クラスが【剣士】へと変化する。
格闘クラスで用いていた攻撃を【いなす】力と、更には白銀と穂の二人で編み出した他者を【護り】の力で、メンバー最大の防御力を誇る。

真名

アルトリア・レンドルフェゴート=ソルトニア84世

初代ソルトニア王と同じ【名】を持つ。
アルトリアとは【太陽王】。レンドルフェドートは【栄光を望む剣】を意味する。
同じ名を持つものは、元の名の者の生まれ変わりというならわし通り、穂も初代ソルトニア王の生まれ変わりである。